中国旅行添乗員レポート

VOL.10 2013年10月18日発 5日間
山西省書道史跡を訪ねる旅 北京→大同(だいどう)太原(たいげん)平遥(へいよう))5日間

今回は書道研究蒼溟社会長の書道家、矢島峰月先生とお弟子さんのグループで山西省の世界遺産と書道史跡を巡る旅に出かけました。中国では「地下の博物館」と言えば西安、「地上の博物館」と言えば山西省と言われています。あまり知られていない事ですが、山西省は中国全土の宋代(1,000年前)以降の70%の史跡が集中している正に歴史の宝庫なのです。

1日目:10/18(金) 成田 → 北京 → 大同
NH905便で成田~北京に13時15分に到着。ターンテーブルより荷物を取り上げ1時間後に大同へ向けてバスにて出発しました。距離はおよそ340km。車窓からの万里の長城を眺めながら途中、サービスエリアで2回のトイレ休憩をとりおよそ5時間で予定通りホテルに到着。皆、お腹がすいてるので直接ホテルのレストランに直行。やっと一息つけました!

2日目:10/19(土) 大同 → 太原
今日は今回の目玉の一つ、『雲崗石窟』の見学です。敦煌莫高窟、洛陽龍門石窟、そして雲崗石窟と中国三大石窟の一つで2001年世界遺産にも登録されました。1,600年前北方遊牧民は北魏王朝を建て二代皇帝文成帝の命により石窟は開削され、現在53窟、51,000体の仏像が残っています。初期のものほど色鮮やかな仏像が多くギリシャ、ガンダーラ、中国文化が混ざり合い精緻で華麗な色彩仏は必見です!!現在第9窟~13窟までは修復工事中で見学できないので予めご了承ください。午後は太原に移動の途中にあるあの有名な『懸空寺』の見学です。地上50mの断崖に建てられた寺は圧巻としか言いようがありません。高所恐怖症の方はそれなりの覚悟で見学して下さいね!懸空寺を出発して19:40分に刀削麺の老舗「山西会館」に着きました。山西省は麺の本場で実に美味しいです。腕のいい職人さんのパフォーマンスも最高でした!!
雲崗石窟 懸空寺 懸空寺

3日目:10/20(日) 太原 → 平遥
今日は二つ目の目玉、世界遺産の『平遥故城』の見学です。1997年に世界遺産に登録されました。27,00年前の城郭を基礎にその後何度も拡張され明の時代に周囲12kmの現在の城壁となりました。今から500年前の街並みがそのまま残っており、人々も城壁の中で日常生活をしています。城内に一歩足を踏み入れるとまるでタイムスリップしたような錯覚をおぼえます。一番賑やかな明清街は内外からの観光客で一杯。城内は広いのでポイントの移動は有料の電気カートの利用をお勧めします。骨董品店も多く目利きでしたらお宝をゲットできるかも知れませんよ。平遥の牛肉も有名です。酒の肴には最高です!!
昼食後はかつての豪商の屋敷『喬家大院』を見学。1991年、張藝謀監督の作品『紅夢』のロケ地になり一躍世界の注目を集めました。広大な屋敷に夜のとばりが下りると無数の赤いランタンが軒先に灯るシーンが忘れられません。
平遥故城 平遥の街並み 平遥の街並み

4日目:10/21(月) 太原 → 北京
午前は『晋祠』の見学、広大な敷地は古刹の雰囲気が漂い歴史の古さを感じます、書道関係者には必見の碑石『晋祠の銘』を特別参観。普段碑亭に鍵がかけられて外からしか見学できませんが今回は説明をききながら直接碑石にさわることができました。皆、大感激です!!  昼食後、午後15:25の便で北京に移動、北京では久々の北京ダックに皆ご満悦でした。
晋祠 晋祠 晋祠

5日目:10/22(火) 北京 → 成田
午前中北京では書道関係者が必ず行く、『琉璃廠』(ルリチャン)での買い物。特に有名な『栄宝斎』は書道用品のブランドで皆たくさん買いました。昼食は飲茶で人気の「金鼎軒』で、お粥が特に美味しかったです!!
その後14:45発のNH906便にて成田へ。予定より少し早く到着、ラッキーです。楽しく盛り沢山の旅でした。

中国はやはり奥深い歴史、文化の宝庫だとつくずく感じています。現在は領土問題、反日感情、大気汚染などの問題で日中の人の往来が停滞していますが、一般市民の方達は今迄で通り笑顔で挨拶してくれます。大同では青空に映える石窟群が印象的でした。
山西省は史跡の宝庫です。仏教の聖地『五台山』を始め、中国三大壁画の一つ運城の『永楽宮』の壁画、東洋のモナリザと言われる世界遺産の『双林寺』菩薩像など数えきれない名所旧跡の魅力を多くの方に知って頂きたいとの思いが益々強くなりました。又、山西省は『麺ロード』の要衝でもあり私のようなパスタ好きには魅力の観光地です。あまりメジャーな所ではなく日本人には馴染みが薄いかも知れませんが、今後も山西省の魅力をより多くの方にお伝えしていきたいと思います。

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