中国旅行添乗員レポート

VOL.30 2017年9月24日発 7日間
湖南省(長沙・湘陰・新寧・鳳凰)

1日目:9/24(日) 成田 → 上海浦東 → 長沙

2日目:9/25(月) 長沙 → 湘陰洋沙湖
 午前 岳麓書院・愛晩亭の視察をしました。岳麓書院は湖南大学のなかにあり、千年学府とも呼ばれ、今でも書院として生徒に使われている。中には珍しい本が飾られています。愛晩亭は、愛楓林晩の『愛』と『晩』をとって名づけられました。紅葉のベストスポットともいわれています。どちらも大学内にあり、道がしっかりと整備されていて、歩きやすく空気もきれいでした。
 午後 岳陽市へ移動し、湖南省国際旅游祭に参加するため湘陰洋沙湖リゾート地に向かいました。出来上がったばかりのリゾート地ですので、とてもきれいに整備されています。リゾート地内には左宗棠記念碑・水上プール・花畑などがあります。ホテルも中国古代の建築構造(四合院)と同じようなデザインをしています。町全体はきちんと整備されていて、若い年齢層の方には将来的に人気が出ると思います。しかし未完成な部分がまだ多いので、観光客を呼び込むのはまだ早いのではないかと思います。夜には旅行祭の開幕式に参加させていただき、ショーなども見ました。
湘陰洋沙湖リゾートの一角 湘陰洋沙湖リゾートホテル 湖南旅行祭太鼓パフォーマンス

3日目:9/26(火) 長沙 → 邵陽 → 新寧

午前 高鉄で移動し、邵陽北駅まで迎えました。初めての高鉄でしたが、一等座だったこともあり、席が広くとても座り心地がよかったです。高鉄に乗る前に荷物チェックとパスポートのチェックがあるのを初めて知りましたが、荷物チェックは飛行機ほどきびしいものではなかったです。
 
本来毎日違うホテルに宿泊する予定でしたが、日程的にも体力的にもきついため26,27日を同じ宿泊席に変更していただき、予定にはなかった『湘窖生态酿酒城』という白酒工場の見学を邵陽についてからしました。
 白酒工場では、発酵する工程から見させていただきました。白酒を造るにあたりつかっている材料は1万年ほど繰り返し使えるようです。工場から直接お酒を注文して寝かすことや購入することもできますので、お酒好きにはたまらない場所です。

高速鉄道1等車座席 醸酒城内の白酒
地下醸酒倉庫を上から見た光景

 午後 両江総督でもあった劉坤一という方の故居を見学しました。彼は新寧県出身で江蘇省の知事に就任し、1874年には両江総督にも就任しました。故居には先祖のお墓も祭ってあり、祖徳流芳の看板がたてられていますが、それは子孫繁栄を意味しています。
 その後崀山風景区の辣椒峰・駱駝峰を見学。見た目が唐辛子・駱駝の背中に似てるいことで名付けたそうです。駱駝峰に登り、向かい側にある辣椒峰を正面から見ました。道はすべて階段になっていて、老若男女どの年齢層にも上りやすく整備されています。辣椒峰を下からみたときはそれほど感動しませんでしたが、上に登ってからは見晴らしもよく、自然が好き、きれいな景色が好きな方にはぜひ行っていただきたい場所です。

崀山風景区の駱駝峰からみた辣椒峰 劉坤一故居 駱駝峰から見た景色

4日目:9/27(水) 新寧

 午前 前日に続き、崀山風景区の八角寨を見学しました。標高818mあり、頂上からは広西と湖南両方の山を一望することができます。途中まではリフトに乗りましたが、二人掛けとなっていまして、風が吹くと少し揺れが大きくなります。また、20分前後乗ることになりますので、スリルを味わうことができます。
 
リフトから降りて頂上までには30分前後かかりますが、道中にいくつか写真スポットや寺廟などがあり、飽きることなく登ることができます。頂上からの景色は『世界丹霞看崀山』という美名があります。リフトは往復することができますが、復路は歩いて下ること事にしました。帰り道もいろんな形の山々や納涼亭があり、階段で道が整備されていますので、安全に上下山することができます。

崀山風景区の八角寨の風景 八角寨のリフト内から見た景色

 午後 ホテルで昼食を済まし、夫夷江でリフティングをしました。夫夷江は昔荷物の運搬や商業目的で使われていたほか、夫夷江の水を使って生活し、飲み水都市とも使われていたそうです。リフティングと聞くとみなさん激しく水に濡れてしまう方を想像すると思いますが、揺れも少なく老若男女すべての年齢層とも安全に水にぬれずに乗れる乗り物です。
 
また、リフティング中に丹霞地形が作り上げたいろんな形をした岩を一気に見ることができます。天に向けて仰ぐカエルの形をした石、凛々しく佇む将軍の様に見える石、キツツキのような石etc.

リフティングに使われている船 船上から見た将軍石

夕食は現地の民宿でいただきました。お手洗いは和式ではありますが、全体的に清潔感があり値段もお手頃でした。今後ツアーを作るときに、学生などにもお勧めです。

民宿の客室 民宿の外観

5日目:9/28(木)新寧 → 鳳凰
早朝に出発をし、新寧県から約3時間バスで移動し湘西南地区に位置する洪江古商城に行きました。明清時代に商人の町として繁栄していました。入場料は120元と少々高いのですが町自体とてもきれいに整備されており、明清時代の商人の生活や政府の状況を再現したショーを店舗ごとで見ることができます。(当時売買されていたアヘンの見本なども展示されていました)町全体も比較的広いので、一周回るのに2,3時間かかってしまいます。ところどころに現地の住民も生活しておりますので、中国の下町の生活を目にすることもできます。
洪江古商城の入り口 洪江古商城内 古商城内のパフォーマンス

 午後 前日に宿泊する予定だった金牛大酒店で昼食をとった後、黔陽古城を視察しました。漢の時代からあるもので文化大革命の時に一度取り壊されましたが、再建をし、当時の庶民が生活していた町並みを見ることができます。
 夜にはもともと日程になかった鳳凰古城の夜景を見に行きました。ライトアップがとてもきれいで、ほとんどのお店が夜の11時まで営業しています。ナイトクラブの勧誘が少ししつこいイメージはありましたが、大人も子供も楽しめる場所だと思います。
 鳳凰古城は比較的有名で観光客のなかでも人気が高い場所ですので、あまり混雑しない早朝または夜8時以降に行くのがベストなタイミングだと思います。

鳳凰古城の夜景 黔陽古城の街並み

6日目:9/29(金)鳳凰 → 長沙
 午前 前日の夜に訪れた鳳凰古城へ行き、文学家・考古学家として有名だった瀋从文先生や民主主義国家で初代大統領ともなった熊希齢先生の故居を見学しました。鳳凰古城の入場自体は無料ですが、各施設に入場するのに入場料がかかってしまいますので歴史に興味のある方には少し酷かもしれませんが興味のない方でしたら無料で楽しむことができます。
 明清時代に苗族は、朝廷の統治下にあり税金をしっかり納めた熟苗族と税金の交付を拒否した生苗族の二つに分かれていました。貧困な生活を送っていた生苗族は税金を納付していた熟苗族をよく攻撃していたため、朝廷が熟苗族を守るために厚い壁を立てました。文化大革命でほとんどの壁は壊されてしまいましたが、川沿いの壁はいまだに残っています。
 建物自体は当時安微省の商人が貿易に来た時に建てたものが多いため、デザインは安微省のものに似ています。
鳳凰古城を川から一望できる船 熊希齢先生故居 瀋従文先生故居

旅人のような写真も撮ることができます。かなり狭い石段なので、平衡感覚に自信のない方はご注意くださいね!

 午後 鳳凰古城を見学した後昼食をとり、高鉄の懐化駅へ向かい、長沙市内へ戻りました。高速鉄道の駅ですが、どこもお土産屋さんが完備されています。コンビニなどもあります。マックなどもありますが、日本の様にWi-fiはありません。
 長沙についた後すぐに夕食を西湖楼というレストランで取りました。建物がライトアップされていて、レストラン内もとてもきれいで広く、大きなテレビが二台あります。まるで京劇の舞台の中央で食事をとっているような感覚を味わうことができます。

高速鉄道長沙北駅構内 長沙市内にある西湖楼レストラン

7日目:9/30(土)長沙 → 上海浦東 → 羽田




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